ワンフェス 2013夏に参加しました(反省編)

忘れないうちに反省

間髪いれずに後編を書いてます。 次回は同じ轍を踏まないようにしたいですね。

ワンフェス

まず自宅から1時間で行けるので非常に楽だったです。体力を温存するために駅から会場への移動はタクシー使いました。(初乗りですし)
幕張メッセで開催されるイベントがもっと増えるとありがたいです。
コスプレスペースですが、フィギュアなどが展示されているホールが3つあり、その間の通路と、真ん中のホールの裏手の野外が利用可能でした。
通路部分は暗いですが、冷房が効いており、涼しく快適です。野外は暑いですが、好天候に恵まれたため、良い写真が撮りやすい環境でした。
ワンフェスコミケなどとは違い、撮影したいレイヤーさんに対してカメラマンが行列を作り、一人ずつ撮影していくスタイルがメインみたいです。
10分以上待つこともザラですが、目線いただけるのと、ポーズのお願いをさせてもらえるのが利点のようです。
そんな会場とシステムだったので、自分たちカメラマンはU字型のスペースを回遊魚のように移動し、各レイヤー列の長さとどれだけ撮影したいかを天秤にかけ、並ぶかを決めることになります。
初参加の自分は非効率な動きをしていたと思うのですが、4時間で10名の方を撮影できました。お一人あたり24分掛かってます。そのうち、自分が撮影していたのは2分ぐらいではないかと思います。
列の中程に来たところで、別のレイヤーさんがスペースに来て、「ここが終わったらあっちに並ぼう」などと思っていたら、移動されてどこにいるのかわからなくなって涙目・・・みたいなのがよくありました。
欲張らなければ目当てのレイヤーさんを撮影できる公算が高いので、個人的には好きなシステムです。
囲みは殺伐としていて怖いデス。

カメラ

システム全体

E-P5は軽くて素晴らしい絵が撮れる素敵なカメラなんですが・・・、大きいとなにか安心する面ってあるなぁ、って思いました。
周りを見ると、フルサイズ一眼レフに大型レンズ、大型スピードライトwithディフューザみたいな方ばかりなんですよ。
重さで言うと2kgとか行っちゃってるんじゃないでしょうか。
うちの子は600gぐらいです。
後述するんですが、外付けスピードライトは要るなぁ、と感じたので、せっかくの軽いこのシステムをゴテゴテと拡張するなら、初めから重いボディでいいのではないか、などと悩みつつ、順番待ちしてました。

E-P5

ボディ内手ブレ補正は完璧に仕事をしてくれました。
帰宅後のPCディスプレイでのチェックでも手ブレで残念な結果になっている写真は一枚もありませんでした。
瞳検出AFはそこそこ仕事をしてくれてましたが、構図もレイヤーさんの表情もいい感じなのに、顔にフォーカスが合っていない写真が数枚ありました。
最終的にはカメラマンである俺がちゃんと責任を持って変なところにフォーカスが合っていないか確認してからシャッターを切らないとダメですね。
ワンフェスって1:1なので、めっちゃ緊張してたんですよね・・・。

バッテリーは300枚〜400枚で切れてしまうそうなのですが、そもそも200枚しか撮れていないので、問題ありませんでした。
予備バッテリー、6000円とちょいと高いのですが、早めに手に入れたいところです。

VF-4

明るくて液晶が確認しにくい、野外での撮影で大活躍でした。
「セットで買うとお買い得らしいから、必要性は感じないけど、手に入れておくか」とか思ってすいませんでした。
有用性を感じたところで、スピードライトと排他なことが問題として浮上してきました。

17mm F1.8

今回のメインレンズでした。
詳しくは後述しますが、45mmはワンフェスだと焦点距離が長すぎたようです。
F1.8から2段絞ってF2.2で使ってました。(開放よりキレキレの絵になるそうです。レンズレビューサイトの評価を鵜呑みにしてます)
レイヤーさんと2メートルぐらいの距離でちょうど全身が収まるため、使いやすかったです。足下までこだわって作ってらっしゃる方が多いので、ちゃんといれたいんですよね。
撮れる絵は45mmには劣ってるなー、と思いました。この17mmよりもパナの20mmの方が評価が高いんですよね。乗り換えを検討したいところです。

45mm F1.8

ワンフェスではレイヤーさんと2メートルぐらいの距離で撮影することが多いようです。
その際にこのレンズを使うと上半身しか入らないんですよね。
全身を撮るために「レンズ交換」or「4メートルぐらい離れる」というのはどちらも厳しいことが多かったです。
ただ撮れる絵はすごいいいんです。
人気レイヤーさんが3メートルぐらいの距離で囲みで撮影を受けているときにこのレンズを使ってみました。
17mmで撮影すると回りの他のカメラマンが映ってあとでトリミングすることになったと思います。45mmだと頭から太もものあたりまでがファインダーに収まりました。
全身映せないのは残念なんですけど、囲み撮影だとそもそも視線をいただける時間が少ないですからね。良いレンズで良い絵を撮る方がいいんじゃないかと思います。
それで帰宅後に写真を確認したところ、すごく良く撮れてるんです。野外だったので、スピードライトなしが問題にならなかったことも大きいんでしょうけど、ひとりにやけるぐらいのがいっぱい撮れてました。
時間的にも空間的にもゆったりとした環境だったら、すごいいいレンズだと思います。使いどころが悩むあたりが単焦点らしくていいなぁ、と思います。

足りなかったもの

光の管理がダメダメでした。
E-P5は夜景などを高感度で撮った際にもキレイに撮れるので、大丈夫だろうと高をくくっていたのですが、人間を撮るときは勝手が違うことを思い知りました。
ワンフェスのコスプレスペースは野外と屋内の両方にあるのですが、屋内の方が涼しくて快適なので、屋内から埋まっていくようでした。人間の目には十分な明るさがあるんですが、カメラにとっては結構暗い環境だったようで、ひどい写真を連発してしまいました。
重装備のカメラマンの皆さんが大型スピードライトwithディフューザに直径1メートルははあるレフ版を持っている意味がわかりました。
内蔵スピードライトでなんとかならないかな、と試してみたところ、ディフューザがついてないので、コンパクトカメラでフラッシュを焚いたような肌が汚く見え、赤目になっている写真になってしまい・・・。
スピードライトに頼らず、ISO感度をオートから1600や3200までに上げる選択肢に気付いていればもっとマシな写真が撮れたと思うのですが、経験不足で思い至らず、帰宅後に2chスレで「その手があった!」と気付かされました。
スピードライトは少々お高いので、慎重に考えますが、レフ版は次回までに用意したいところです。顔の陰影をコントロールできていればよくなっていた写真がいっぱいあるんですよね・・・。

夏対策

今回は冷房がある快適な環境だったので、あまり汗をかくことはありませんでしたので、タオルと汗拭きシートは今回は活躍しませんでした。
それでも水分補給は大事なので、列に並ぶたびにチビチビとスポーツドリンクを飲んでました。

必須

必須ですからねー。必須でした(笑)

あるといざというとき役立つかも

どちらも使いませんでしたが、あると安心できるので今後も持っていこうと思います。
モバイルバッテリーがレンズ交換の時に邪魔だったので、カバン内の整理方法は再考の余地ありです。

荷物入れ

7年前に買ったバッグなんですが、一眼レフ用に設計されているため、マイクロフォーサーズレンズには深さがありすぎる感じでした。
そのせいでレンズが見つけにくかったりしたので、上げ底した方がいいかもしれないです。

まとめ

7年ぶりのコスプレ撮影にドキドキだったんですが、レイヤーさん・カメラマンさん共にマナーの良い方ばかりで気持ちよく撮影できました。
長々と書いたとおり、反省点が多いので、すぐに復習したいところなんですが、来週末はコミケ前なのでコスプレイベン少ないっぽいんですよね。
そして、コミケの来場者数はワンフェスの数倍で撮影は囲みでワンフェスよりも色んな人が来るのでトラブル多そうなので、躊躇してます。
そんな印象があるので、コミケ行ったことないんですよねー。いくとしてもいずれか1日だけですねー。自分が撮りたいコスはどの日に多いのか、調べておきますかねー。

以上、長文を読んでいただき、ありがとうございました。